ここ最近急に寒くなり、雨続き。
気圧の変化で頭痛が…と言う方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな時、「なんか寒いな~。」と感じるとき、どうしてますか?
「多少、寒くても薄着でもいい!気合いだ!!」みたいに薄着をチョイスすると
思っている以上に体はエネルギーを消費しています。
東洋医学の考え【天人合一】
東洋医学、特に中医学の考えに【天人合一】という言葉があります。
これは、地球上の生き物は、天、すなわち宇宙の法則とは無縁に生命活動は行えないことを示す言葉。
つまり、体とその体が存在する自然界との関係を切り離して生活できないんですよね。
大昔は、お天気の時に狩りや畑仕事をして、雨が降れば洞穴で休んだり、屋内でできる仕事をしていました。
その時の、体のしくみや反応は今でも同じ。
なので、お天気のときは、よく動けるように交感神経が優位になり、
雨が降る時は、体を休める方向に副交感神経が働きます。
この交感神経と副交感神経のオン・オフがしっかりできる状態が、自律神経が整っている状態といえます。
どうして自律神経が乱れるの?
自律神経の乱れ、これは圧倒的に【交感神経が優位】な状態です。
体としてはこんな感じ↓
- 肩こりがひどい
- 背中が固い
- 寝た気がしない
- 寝汗・手汗がある
- 舌の横に歯形がある
体が常に緊張状態、これって安心していない状態です。
体が安心していないということは、心も安心していない状態と同じ。
- イライラする
- 不安感が強い
- ウツっぽくなる
- なにかに追われた感じがする
- ソワソワする
交感神経が優位だと、常に狩りしている状態、もっと分かりやすく言うと、森の中で熊に遭遇した状態。これが寝ているときも、24時間続いている。
これでは、リラックスどころかゆっくり寝る事もできないですよね。
私たちは普段生活していて、熊に出会う確率は低いですが、この熊に変わるものが、親子関係、人間関係や食生活、思考のクセなどの過度なストレスです。
交感神経をしずめるには
過剰な交感神経を落ち着かせるのは、体と思考の両方のアプローチが大切です。
体のケアは、前回記事にした血糖値を安定させることが最優先。
あとは、【寒い】と感じた時に、すかさず体を温めることが大事です。
腹巻を巻く、首元にスカーフやマフラー、ネックウォーマー、上着を1枚羽織る、厚手の靴下を履くなど
ちなみに私は本日、ガスストーブをつけました。とにかく体を冷やさない!!
体の体温を上げることも、体には大仕事。とってもエネルギーを使います。
まずは体を温めることを意識して、体の面から自律神経をケアしていきましょう♪
思考の面に関しては別記事でシェアしますね!