リップクリームが手放せないカサカサ唇さんの対処法

もうすぐ春が近づいているとはいえ

まだまだ寒い日が続きますね

こんな時期はお肌も乾燥しがちだし、唇もカサカサ。。。

リップクリームが手放せない!

ないと一大事!!

かつての私はそうでした。

リップクリームをバッグに入れ忘れたら悲劇。

唇はめくれ上がり、めくれた部分を指でぴっ。出血。。。

だからリップクリームを何本も買って、いろんなところに忍ばせていました(泣

でも、どんなにリップを厚塗りしたところで、唇の乾燥自体はよくなりません。

カサカサ唇を根本的に変えたい場合は、体の内側、自分の栄養状態を見ていく必要があります。

唇がかさつく3つの原因

本来なら、プルプルの状態がカサカサということは、何かの栄養素が不足しているか、または、行き届いてないかということになります。今回は主に3つの原因について注目していきます。

  1.  脂質不足

ダイエットブームの昨今、脂質が気になるから、なるべく油分は食べないという

女性は多いのではないでしょうか。

私が唇がめくれていた時代(笑)は、ノンフライにこだわり、油をなるべく使わない料理を作り、なにかと油をワルモノとしていました。

まぁ。。。そうなると。。。唇に限らず、お肌全体乾燥してきますよね。

私に限らず、今思えば子どもの皮膚も常に乾燥して、保湿剤が手放せませんでした。

2. 脂溶性ビタミン不足

美肌を保つビタミンは?と聞かれて思いつくビタミンはビタミンCやEではないでしょうか。ちょっと美容に詳しい方だとビタミンAも抗酸化やお肌のターンオーバーなど美肌にかかせないビタミンです。

ビタミンには水に溶ける水溶性と水に溶けにくい脂溶性があるのですが、ビタミンCは水溶性、ビタミンEやAは脂溶性となります。今回はこの脂溶性ビタミンにフォーカス。

脂溶性ビタミンEやAは、メーカーによっては化粧品の中に入っているものも販売されていますよね。

ビタミンEは、抗酸力が強く、カラダで脂質がサビるのをストップさせる働きがあります。ビタミンAは、皮膚や粘膜の細胞分裂を正常にして、お肌のターンオーバーを助けます。

お肌に効果絶大なビタミンですが、水溶性ビタミンに比べて人によって体に吸収されにくい点があります。

脂溶性ビタミンEやAの不足はお肌や粘膜の弱りにつながりますよ。

3. 胆汁不足

胆汁といってもピンと来ない方もいるかと思います。

胆汁とは肝臓の横にある袋状の胆のうという臓器に溜まっている緑色の液です。

胆汁自体は肝臓で作られています。

役割は、脂質や脂溶性ビタミンを消化して、体に吸収しやすい形に変えてくれる作用があります。

つまり、胆汁が少ない人は、どんなに脂質を食べても(多分出てない人は食べれない人が多いけど。。。)、サプリメントでビタミンEやAをとっても吸収されず、便とともにさよならという残念な結果になってしまいます。

食事もケアしているし、サプリメントも飲んでいるのに唇カサカサの人は、この胆汁がでているかを疑った方がいいですね。

唇かさつき対策

その1. 脂質を食べる

脂質単独で摂るというよりは、油ののったお魚やお肉などたんぱく質と一緒にとれる食材から摂りましょう。あとは、アマニオイルやエゴマ油などのオメガ3やココナッツオイルがおすすめ。

オイルをサラダやスープやお味噌汁などに入れれば、手軽だし小さいお子さんでも食べられます。

また、ココナツオイルは甘めのオイルなのでお菓子作りにも向いています。

その2. ビタミンE、A豊富な食材を食べる

ビタミンEとAが豊富に含まれている食材はどんなものがあるでしょうか? 

ビタミンEはアーモンド、うなぎ、納豆(大豆)、アボガドなど

ビタミンAはレバー、うなぎ、たまご、にんじんなど

うなぎがもっとお手軽食材なら、だいぶビタミンE、Aを解消できそうな気がしますよね。

ポイントはひとつの食材に偏ることなく、少しずつ取り入れていくのがおすすめです。

朝に納豆、お昼にアボガドサラダ、おやつにアーモンド、夜ににんじんしりしりなど一品つけるなどして、ビタミンEやAを徐々に体に貯めていきましょう!

その3. 胆汁ケア

 胆汁を出しやすく刺激するには、苦いもの(フキノトウ、菜の花、ゴーヤなど)や杜仲茶やウラジロガシ茶がおすすめです。

日常的に取り入れられるのは、杜仲茶などのお茶がおススメ!私も食後によく飲んでいます。味も癖がなく、飲みやすいお茶だと思いますよ。5歳の息子もゴクゴク飲んでいます。

まとめ

唇のかさつき対策を体の内側から改善するには、脂質脂溶性ビタミン(ビタミンEやA)胆汁ケアが大事です!

この対策をしていった結果、あれ?リップクリームなくても大丈夫だ!という状態を保てるようになりました。反対に、唇が荒れてきたら、上の3つを見直してみて、いま一度食生活や自分の消化力をチェックしてみて下さいね。

皆さまの中で、リップクリームが手放せな方がいたら、ぜひ3つの対策を試してみて下さい!

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