正しい知識で愛犬・愛猫の健康を守ろう!

 先ほどゲリラインスタライブをしました!

(といってもいつも告知しないのでゲリラですが笑)

4月が仕事で忙しすぎたため、

ゴールデンウィークはひたすら家で庭いじりと勉強に集中していました。

「勉強」というと堅苦しく聞こえるかもしれませんが、

私は知らないことを知るのが大好きなので、学びの時間は至福でした(^^)

知れば知るほど、

「体ってすごいな。よくできているな」と改めて実感し、

命の尊さを感じます。

体って神秘!

そんな学びを深めていく中で、

ふと思ったことがありまして、

それは、今日のインスタライブでもお話ししましたが、

 しい情報を得ることの大切さを強く感じています。

4月から南イリノイ大学の犬猫栄養学を学び始めたのですが、

これがものすごく面白いんです!

私は、獣医学部で6年、 臨床歴10年以上。

そのほかにも、分子栄養学や東洋医学を約10年、

そして犬猫の栄養学を2年と学んできましたが、

まだまだ知らないことがたくさんあると日々実感しています。

東洋医学はエビデンスはありませんが、

体への考え方、治療方法はとてもおもしろい。

なによりも古くからの歴史があります。

栄養学で大事なのは、人と犬猫との違いについてです。

人の分子栄養学の分野で学んだことは、とても役立ちますが、

決定的な違いは多くあります。

この情報は、東洋医学の情報をそのまま犬猫に当てはめて考える危うさもあります。

だからこそ、犬猫にあった東洋医学や栄養学を知って欲しいと常々思っています。

なぜなら、

知っているか知らないか で愛犬や愛猫の健康維持や寿命に直接関わる からです。

例えば、先日の犬猫ホームドクター育成講座の質問会でのこと。

ある飼い主さんは、 愛犬に「胃熱」があると思い込んでいました。

東洋医学での「胃熱」とは、 実際に発熱しているわけではなく、

体に熱がこもった状態のことです。

誤解の原因

相談者の方は、愛犬がお散歩中によく草を食べるから

胃熱があるのだと思っていたそうです。

しかし、胃熱の症状は、行動のひとつで診断できるものではありません。

実際の症状

しかし実際にその子の舌を見ると白っぽく、

脈も熱がある所見ではなく、

ツボの状態も胃の部分は「虚」(不足)の状態。

つまり、体には一切「熱」の症状が見られませんでした。

むしろ、冷えの症状が強くでていました。

ご提案

この方は愛犬のために,栄養計算をした手作り食を用意する、とても献身的&一生懸命な方です。

でも「胃熱」があると思い込んでいたため、

薬膳的に「温め系」の食材を一切使わずに調理していたのです。

そこで私は、むしろ体を温める食材を使いながら

栄養的なアプローチも提案しました。

結果

飼い主さんはとても喜んでくださり、インスタのストーリーズでシェアしてくださいました。

温める食材も取り入れられるようになり、飼い主さんもワンちゃんも両方ハッピーな結果に!

この方が講座に参加して質問してくださって本当に良かったと思います。

もし事実を知らずに体を冷やす食材ばかりを与え続けていたら、おそらく何らかの症状が出てきたはずです。

まさに「未病」状態でしたね。

情報の質が命を左右する

私のところに相談に来られる方は、

とても愛犬•愛猫の健康に熱心な方が多く、

たいてい何かしらの情報をすでに持っています。

しかし、その情報に偏りがあったり

根拠があいまいだったりすると、

良かれと思って愛犬や愛猫にしていたことが

逆効果になっていることがよくあります。

それはとても悲しいことですよね。。。

私はそんな飼い主さんの一生懸命な取り組みを、応援したいんです。

そのために、東洋医学や栄養学などいろんな角度の情報をシェアすることで、愛犬、愛猫、そして飼い主さんが豊かな日々を送れたらうれしいです♪

ちょっと熱い想いが溢れてしまいました(^^)

もちろん、私もAIではないので 間違えることもありますし、わからないこともたくさんあります。

それでも、一緒に学びを深め、共感し合える仲間を増やして、幸せな犬猫があふれる世界を作っていけたらと日々、試行錯誤しながら進んでいます〜

今日はGW明けということで,

とりとめのない、でもとても大切な事をシェア致しました!

本日も最後までお読みくださり、ありがとうございました(^^)

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